TASUKU
俳優/ミュージシャン
1993年、鳥取県出身。10代から俳優・タレントとして活動。2018年にモデルのLylaと結婚。現在はバンド活動の傍ら、自身のソロプロジェクトも構想中。
a moment to discover a new self.
a time for input,
a moment to discover
a new self.
子育ての日々、インプットの時間。
新たな自分を発見する時
「このギター、実は14歳の頃から愛用しているんです。その頃に音楽の魅力に出合って。僕はダンスも好きなので、この2つにはずっと何らかの形で追求していきたいと思っているんです。2年前にはバンドを組んで、同時に自分ひとりで曲を作ったりもしていて。ZENもライブを見にきてくれたことがあるんですよ。」
若くして芸能界に入り、活動の幅を広げてきた。しかしここ2年ほどはそんなハイペースな日々から一旦距離を置き、主に子育てに時間を費やしていたという。そして、その合間には、自身の表現活動を見つめ直す時間があるようだ。
「そうなんです、言ってみればインプットの時間。吸収したり試行錯誤する時間だったように思うんです。うちにはZENの上と下に娘がいるのですが、毎日3人に朝ごはんを作って幼稚園に送り、帰ったらコーヒーを入れて、そこからが自分の時間。洗濯機を回している間に詞や曲を作っているというリズムです」
子育ての日々、
インプットの時間。
新たな自分を発見する時
秋が深まる季節、東京郊外のキャンプ場を訪れたTASUKUさん。今回は4歳になる長男のZEN君と2人だけの時間を、思う存分楽しむという計画だ。リラックスした空気が流れるロッジの一室では、薪が燃える音と揺らぐ炎も心地いい。長年愛用しているというギターを手に、親子2人でゆったりとくつろいで過ごす。
「このギター、実は14歳の頃から愛用しているんです。その頃に音楽の魅力に出合って。僕はダンスも好きなので、この2つにはずっと何らかの形で追求していきたいと思っているんです。2年前にはバンドを組んで、同時に自分ひとりで曲を作ったりもしていて。ZENもライブを見にきてくれたことがあるんですよ。」
「そうなんです、言ってみればインプットの時間。吸収したり試行錯誤する時間だったように思うんです。うちにはZENの上と下に娘がいるのですが、毎日3人に朝ごはんを作って幼稚園に送り、帰ったらコーヒーを入れて、そこからが自分の時間。洗濯機を回している間に詞や曲を作っているというリズムです」
「子どもは男の子と女の子でも違うし、ママが仕事でいない時に様子が変わったりすることもあって。いちばん下の娘はまだ我慢も知らない年頃ですし。僕が妻の代わりになるのは、正直無理だと感じますね。それでも、子どもや家のことに関わる中で学ぶことって、本当に多いです。時には感情むき出しに腹が立ったり、善悪について問われた時に、うまく教えられない自分がいたり。自分のスケールというか、リアルな大きさを見せつけられることが多いように感じます」
30歳を過ぎた今、本格的に自分自身の探求が始まったのかもしれない。育児や家事の間の時間には、コーヒーという楽しみも加わった。
「もともと飲むのが好きだったんです。でも、最近は、生の豆を買ってきて自分で焙煎も始めて。ネットでやり方を調べながら、夢中になって煎ってます(笑)。こういう日常も創作活動でも、何かをやってみて『自分がこんなふうに感じるんだ』とか、『こういうことが好きなんだ』とか。今までは何気なく感じていたことを、じっくり見つめているように思います。そういえば最近、ZENがギターを指して『パパ、大きくなったらこれちょうだい』と言ってきたんですよね。それで、『大人になったらパパの仕事を借りるね』って。その言葉が、何だかすごくうれしかったんですよね。次はアウトプットをしていく番。そろそろそんなタイミングだと感じていたところです。自分を出してみた先でまたどう広がるのか、楽しみにしたいですね」
「もともと飲むのが好きだったんです。でも、最近は、生の豆を買ってきて自分で焙煎も始めて。ネットでやり方を調べながら、夢中になって煎ってます(笑)。こういう日常も創作活動でも、何かをやってみて『自分がこんなふうに感じるんだ』とか、『こういうことが好きなんだ』とか。今までは何気なく感じていたことを、じっくり見つめているように思います。そういえば最近、ZENがギターを指して『パパ、大きくなったらこれちょうだい』と言ってきたんですよね。それで、『大人になったらパパの仕事を借りるね』って。その言葉が、何だかすごくうれしかったんですよね。次はアウトプットをしていく番。そろそろそんなタイミングだと感じていたところです。自分を出してみた先でまたどう広がるのか、楽しみにしたいですね」
MAYUKO SEHATA
モデル
1984年、埼玉県出身。19歳の時にミスユニバース準グランプリを受賞し、モデルとしてのキャリアをスタート。以来、女性誌や広告などで活躍。過去に何度か、フルマラソンに出場した経験も。
my wellness vision.
my neutral self,
my wellness vision.
ニュートラルな自分に出合う、
私のウェルネス・ヴィジョン
毎日おなじみのランスポットだという公園で、そう教えてくれた瀬畑茉有子さん。その傍には愛犬のモクメの姿が。いつも伴走してくれる、よき“ラン仲間”だ。
「色と模様が木目みたいだったので、モクメ。3歳の女の子です。ずっと犬が欲しくて、しかも私は口が黒い子を探していたんです(笑)。ペットショップで買うことには以前から違和感があったので、保護犬のサイトをチェックしていました。こう見えて、生まれは宮古島なんですよ」
撮影中もインタビューの間も、彼女の自然な笑顔が周りのムードを明るく変える。そして、会話の中には“ニュートラル”という言葉が随所に。これが、今の彼女にとってのキーワードだという。
モデルという人前に出る仕事でも、ニュートラルモードである時のほうが良い成果が出せるという実感があるそう。「でも、昔からそうではなかったんですよ」と笑って話す。朝ランのほか、ヨガやメディテーションも毎日の一部。アクティブでヘルシーなマインドは、こうした日々の習慣から作られている。そしてそこに、近年加わったのがフランスの植物療法のひとつであるジェモセラピーだ。ジェモセラピーは、植物のつぼみが持っている幹細胞のエネルギーを利用した療法で、自分の状態や症状に合わせてハーブのエッセンスを摂取するというもの。数年前にその効果を知る機会があり、ジェモセラピストの資格も取得したという。
モデルという人前に出る仕事でも、ニュートラルモードである時のほうが良い成果が出せるという実感があるそう。「でも、昔からそうではなかったんですよ」と笑って話す。朝ランのほか、ヨガやメディテーションも毎日の一部。アクティブでヘルシーなマインドは、こうした日々の習慣から作られている。そしてそこに、近年加わったのがフランスの植物療法のひとつであるジェモセラピーだ。ジェモセラピーは、植物のつぼみが持っている幹細胞のエネルギーを利用した療法で、自分の状態や症状に合わせてハーブのエッセンスを摂取するというもの。数年前にその効果を知る機会があり、ジェモセラピストの資格も取得したという。
「自分自身に耳を傾けて、ケアをする。その重要性に気がつく前は、『こうでなければ』『頑張らなきゃ』とストイックに考えて、力んでいましたね。でも、心も体も柔らかくあったほうが、何にでもなれるしどんなことでもできるという気持ちが湧いてくる。だから、自分が無理せずベストでいられる状態を探すことを大事にしています。朝ランもジェモセラピーのようなセルフケアも、メディテーションも、すべてはそこに繋がっている気がします。自分の機嫌を常に良くするということに。そういう心でいることで、より自由なマインドでいられると思うんです」